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医療現場に欠かせない血圧測定

血圧とは、血管にかかる圧力です。全身のどの血管にも圧力はかかっていますが、一般に血圧というときは、上腕動脈の圧力をさしています。小さい赤ちゃんの場合は、太ももで測定することもあります。

上腕にゴムの袋状のものを巻き、これに空気を送り込んで圧力を加えた後、徐々に空気を抜きながら肘の内側の動脈の音を開きます。聴診器で聞いていると、あるところでトントンという音が聞こえ始めます。これが収縮期血圧になります。

さらに空気を抜いていくと、心臓の拡張時にも常に血液が流れる状態になり、音が聞こえなくなります。このときの圧力を拡張期血圧と言います。

日本では、120/80mmHg未満を至適血圧とする基準が用いられています。血圧が高い場合は、原因がはっきりわからない本能性高血圧や、腎臓、肺などの病気が疑われます。

高血圧は血管に負担をかけ、心臓や脳血管に重大な病気を引き起こす原因になります。高血圧だけでは特に自覚症状は現れませんので、定期的に測定するとともに、放置せず、詳しい検査や治療などについて、医師の指示に従わなければなりません。

血圧は、食事や運動、精神的興奮やストレスなどによって常に変動しています。測定するときは、しばらく安静にし、深い呼吸をしてリラックスした状態をつくるようにします。

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