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看護師の人手不足が続いている現状

看護師のイラスト

今、ネットやハローワークなどでは、看護師の求人情報がたくさん掲載されています。また、規模の大きい医療施設の公式サイトをチェックしてみると、新卒ナースを定期的に募集しているだけでなく、中途(転職・再就職)採用を希望する看護師も随時募集していることがわかりますね。

日本の医療機関は今、慢性的な看護師不足に陥っています。求人数が多いのに求職者数は少ないので、人手不足の状況は中々改善されていません。

多くの医療施設は、自分のところで働いてくれる看護師を欲し続けている状態です。

このような人材不足が続いている理由には、以下の2つが考えられます。

1.看護師は女性が圧倒的に多く、結婚や出産などで退職するケースが多い

男性看護師は年々少しずつ増えていますが、看護師は圧倒的に女性が多いです。9割以上は女性の看護師であり、結婚や出産の時に辞めてしまう看護師も少なくありません。このような女性のライフスタイルの理由から退職する人も多いため、人材不足に繋がっています。

2.2006年の診療報酬改定

2006年4月の診療報酬の改定によって、看護師の配置基準が見直しされました。これにより「患者7人に対して看護師1人を配置する」という手厚い看護を施した医療施設には、入院基本料を上乗せするという新しい基準が加わりました。

入院患者7人に対して1人の看護師を配置した方が診療報酬が高くなるため、各医療機関は、基準を満たすために看護師を多く採用するようになりました。

さらに、日本は高齢化社会が続いており、入院される患者さんも多いです。病床が一杯いっぱいになっている医療機関もありますし、そのような場所でも看護師が不足しています。

看護師の人手不足は、今後もしばらく続くことが予想されます。

和歌山県 看護師 求人

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